野球特待制度

 今日も良い事があった。 次の良い事はすぐそこまで来ている。


 野球特待制度の問題で、私が思い出すことは多くある。
 その中でも、私は高校1年生の友達Aの事を思い出す。
 高校に入学後、すぐ仲良くなったAには、よく坊主頭の生徒が数名、話に来ていた。
 ある日Aに聞いてみると、Aはこのような事を言った。
 「僕は、中学の時に悪く、入学できる高校が無かった。 それで、野球試験を受けて、受かったので特待生でこの高校に入学できたんだ。」
 私はそこで、野球部には行ってないのかと聞くと、入学してからは行ってないということでした。
 じゃ、高校を辞めなくてはいけないのかと聞くと、授業料を払えば良いと言っていた。
 まあ、私もそうだが、県下ではスポーツの有名な高校であったので当然、高校にはスポーツ(クラブ)をしにいくものだと思っていた。
 A君の話で申し訳ないが、もしA君が高校に入学してなかったら、彼の人生はどうなっていたのか?
 高校で、スポーツだけでもしっかりできれば、今の変な高校生より良いのではないか。
 実際、私の高校時のクラブをしていない同級生は、チンピラのようなものでした。  喧嘩、車、オートバイ・女・酒・タバコ・・・・・・・。
 スポーツで上になったり、身を立ててから、自分に不足するものを勉強しても良いのではないかと思うのは私だけでしょうか。

 追伸・・野球試験は存在しないことになっていますが。